悪夢朱い塚-あかいつか-

投稿者:コロナさん


気が付いたら私は独り、薄暗い森の中にいました。

訳も分からず歩いていると、黒い布のような物が樹の陰から覗いていました。

私はそれが見てはいけないモノなのはなんとなく分かりました。

それが恐ろしく、冷たく、悲しいモノと言うのも・・・

すると、突然私の意志と関係なく体が動き出しました。

「イヤだ、見たくない。お願い。言う事を聞いて!!(泣)」

でも、私が泣こうが、喚こうが私の足は止まりません。

そして、わたしの足は それ の前で止まりました。

その黒い布のような物の上には、原型を留めず、

無残にも体を引き裂かれバラ撒かれた死体がありました。

頭等は持ち去られているようで性別は愚か、それが誰だったのかも分かりません。

当然、そんな事は考えたくもありませんが。

しばらくの間、グロテスクな光景に唖然としていると、こちらに近付いてくる足音が聞こえました。

嫌な予感がして振り返ると林の奥の方から人影が見えました。

片手には刃物を持ち、黒いローブの様なものを被り、

顔をニヤ付かせて私に近付いて来るのではありませんか。

おそらく男でしょう。

私は何故か分かりました。

彼が目撃者を始末して、身に纏ってる黒いローブ様な物で死体を持ち運ぶと言う事が・・・

私は全速力で逃げました。

彼の姿が見えない所まで走ったときに私の背後から光が射してきました。

また嫌な予感がしました。

振り返るとトラックに乗った黒装束の男が2人いました。

おそらく彼らは私ひき殺す気でしょう。

「はぁ、はぁ、相手は一人じゃない上、車に乗ってるなんて・・・」

と諦めかけたときに目の前に急な坂がありました。

私が必死にそこを登っている所で目が覚めました。

あの時、彼らに追い付かれていたら私は・・・

   

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悪夢朱い塚-あかいつか-