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絹の道

投稿者:ムギさん




以前から噂のある八王子市の16号近くに

「絹の道」と呼ばれる場所があります。

その場所で、30数年前に老婆が惨殺されたそうです。

(新聞に載っています)

幽霊が出ると言う事で、調査のため一人でバイクにまたがり

昼の明るい時間に行きました。

舗装路の脇に砂利道がありその入口に

「絹の道」と書いた看板がありました。

迷わずバイクを進めていくと、ちょうど坂道を上りきった所に

境内みたいな物がありました。

バイクでは階段を上る事が出来ないため

横の細い道に入ってみたのです。

少し行くと、家族4人が前から歩いてきました。

とても路が狭いためバイクを止めてすれ違いました。

またバイクを走らせると道が左に曲がっているので

スピードを落とし曲がると行き止まりでした。

ただ、そこには地蔵が数体並んでいて

空気も重く冷たく感じたのですぐに引き返したのです。

そうしたら、先ほどすれ違ったはずの家族の姿がないのです。

一本道だし、隠れる所もない。

冷静に考えると、そんな場所に家族が居る訳がない。

ぞっとして、その日はすぐに帰りました。

数日後、今度は友人と夜中に出かけてみました。

車を走らせ、だんだん現場に近づいてくると急に

ラジオに雑音が入るようになりました。

いやな予感がして「やめよう」と私が言うと

「気のせいだよ」と友人。

そのまま車を走らせました。

入口にさしかかり、ついにラジオは雑音だけになりました。

チャンネルを変えてもだめです。

それでも友人は車を止めず、走らせました。

そうしたらついに出たのです。

砂利道の先の方、暗がりの中一人の老婆がこちらに向かい

「おいで、おいで」と手を動かしているのです。

あまりの恐怖に、車をバックさせその場から逃げるように立ち去りました。

そこからどこを、どのように走ったかは覚えていません。

やたらとお墓に突き当たるのです。

その上今度は中央線の自殺の名所である踏切に出てしまいました。

八王子は家の近くなので、間違えるはずがないのに

どうしても帰る事が出来ないのです。

知っている道に出ても。

結局家に着いたのは明け方でした。

実話です。どう思いますか?




   



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