怖い話朱い塚-あかいつか-

まさか

投稿者:海生さん




つい最近体験した話です。

夜9時頃、私は友人3人と(仮にA、B、Cさんとします)

Aさんの家の近くの神社まで肝試しに行きました。

私は幽霊とか見えても錯覚だと思ったり、金縛りに頻繁にあう割には

「これは幽霊じゃなくて自分の変な想像だ」

とか思い込んだりして、こういうものは信じない方でしたが、

怖い話等は大好きです。

私達4人はわくわくしながら行きました。

しかし、Aさんの様子がだんだんおかしくなり、

「怖い、怖い」と嫌がりはじめたのです。

それでも私達は神社の奥へ奥へと進みました。

奥の方は暗くてほとんど何も見えなくて、

見えても錆びた鉄格子や狛犬等、不気味なものばかりでした。

Aさんの恐怖が極限まで来たのか、

AさんはBさんやCさんを連れて引返そうとしました。

そんなAさんの様子に驚いたらしく、BさんとCさんも怖がって、

私を置いて出口へと走っていってしまいました。

私は怖くなかったので、仕方ないと思い、3人の後を歩いて行きました。

3人が階段を降りたとき、私は薄暗い階段の一番上にいました。

と、その時、3人が私の方を血相を変えて振り返りました。

「海生さん(仮)・・!?海生さんだよね!??ええ!?何で!?」

そう言うと走っていってしまいました。

神社を出ると3人は、

「あの時、海生さんじゃなくて女の人がいた!

海生さん黒い服来てるっしょ!?

でも、白い着物着た、髪が肩くらいまでの女の人だったんだよ!!!

もしかして・・乗り移られてない!?」

泣きながら言う3人は、嘘っぽくは見えませんでした。

でもまさかそんなことあるわけが・・・・・・。

私はそれから、何ともなく普通に生活しています。

実はこの肝試し、心霊写真を撮る、という目的だったのです。

でも3人とも怖がっていたのでやめました。

あの時、写真を撮っていたらどうなっていたのでしょうか。



   



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