怖い話朱い塚-あかいつか-

魔女の声

投稿者:ブリーフ王子さん




僕には多分霊感とかないんですが、これまでにあったことを。

小学生低学年のころ、多分夏だったとおもうんですけど、

母親と夜涼みだったか、近所の人と話してたかで、

夜(そんなに遅くない8時くらい)に玄関の外にいたんです。

それで何気なく道りの突き当たりの家の屋根をみたら、

赤いソフトボール位のモノが少しの間浮いててすっと消えました。

子供だったのでなんだったのか分からず、母親に聞くと、

「流れ星だよ」と流されてしまいました。

でも今考えると絶対流れ星なんかじゃないし、

すごい不思議な感覚に包まれたのを覚えてます。

ちなみに、後日その屋根のうちのおじいちゃんが亡くなりました。

またこれより少し前の事ですが、やはり小学校低学年の頃。

その日は母親が、用事で帰りが遅く、夜12時をまわっても帰りませんでした。

父親はもう自分の部屋で寝てました。

僕は何となく寝つけなくてベットに入ったまま起きていました。

すると何やら部屋の周りでガサガサと動き回るような気配がします。

(母が戻ったのかな?)

とも思いましたが、様子がへんです。

どうも家の壁伝いをガサガサ探っているような感じがします。

部屋は一階にあり、窓がありましたが、その窓のすぐ外で音のような、

気配のような感じがあります。

そして今度は別の部屋の入り口をガツガツと開けようとする音がし始めました。

母なら普通に玄関から入ってくるしぜったいこんなことをしません。

(何だろう 恐い!)

と思った時、「ひひひひひ、、、」というまるでマンガや映画にでてくる

魔女のような声が聞こえました!

その瞬間僕は恐怖のあまり頭からふとんをかぶって

ちぢこまってしまいました。

声は中年女性のもののようでもあり、高くした男性のもののようでもありました。

恐かったのは、物音や気配は窓の外でしたのに、

その声が自分のいる部屋の中の、

自分のすぐ近くで聞こえたように感じた事です。

どれ位時間がたったかわかりませんが、

我にかえると母が帰ってきていました。

あった事を話すと、やはり気のせいだと言われてしまいました。

今でもなんだったのか分かりませんし、

あの声はハッキリ覚えています。

それ以来は、高校のときに、夜9時頃、大きな池の

ど真ん中で緑色のバレーボール位の大きさの球体を見たくらいで、

今日にいたるまで何もおきません。




   



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