怖い話朱い塚-あかいつか-

ベランダ

投稿者:小島那月さん




6年前、小学3年生の時の話しで引っ越す前の家で

起こったことなんですけど・・・。

その日は、父と母は一緒に旅行へ行っていて

居なかったので、兄と姉そして私の3人でテレビを見ていました。

11時をまわったので、兄と姉は自分の部屋へ戻り寝てしまいました。

私の家は、マンションの13階の一番端の場所にありました。

13:00を過ぎたのでそろそろ寝ようと思い

テレビを消し部屋に戻りベットに入りました。

しばらくして「ギシ・・・ギシ・・・ギシギシ・・・」と言う

音が聞こえてきたので、

「誰かトイレに行ったのかなぁ〜」と思っていたのですが、

外から聞こえてくる感じがしたので

窓を開けて外を見ても何もなかったので、

薄いカーテンがかかっているベランダの方を見てみると、

ベランダの手すりの所をがっちり持っている手がみえました。

「ここはマンションの13階。人がいるわけないし・・・。」と私は思い、

薄いカーテンを捲ってみてたら、身体の半分しか見えない女の子が

手すりのを握り顔を3分の1ぐらい見せて

こっちをずーーっと見ていました。

私は怖くって薄いカーテンを持ったまま動けなくなってしまいました。

5分ぐらいそんな状態が続き、足はガチガチして

涙が出そうになって「助けて・・・。」と思ったときです、

突然女の子はすーっと消えていきました。

その事を私は姉や兄に話したのですが

信じてくれなくて、母に言ったら

「ここのベランダ、8年前女の子が誤って落ちたんだって。」と言いました。

私はなぜそんな所にわざわざ住もうと思ったのか

「怖くないの?」と思いました。

今はもうその部屋に女の子は出なくなったそうです・・・。

こんな体験は初めてだったので未だに覚えてて

頭の中からその女の子が消えてくれないのです・・・。


   



怖い話朱い塚-あかいつか-