怖い話朱い塚-あかいつか-

拠り所

投稿者:暇神さん




私の実家のお話をします。

私の母が元神主をしていて、霊感などかなり強いです。

私もそれを少なからず受け継いでるようで、

霊現象には度々遭遇しています。

今、私は一人暮らしをしているのですが、

実家に帰ると未だに霊現象に遭います。

・真夜中の鈴の音

私が小学生の頃、お盆の頃だったと思います。

寝ようと思い、ベッドに入り少し時間がたった頃、

リン・・・リン・・・と

弱い鈴の音が聞こえてくるのです。

すでにそういう現象には慣れていましたので、

恐怖など全くありませんでした。

どこはかとなく鳴る鈴の音。

何か悲しく感じた私は、問い掛けたのです。

「私とお話しませんか? 私が質問しますので、

はいなら1回、いいえなら2回で答えてください」

いくつか質問をしていたのですが、質問をするにつれ、

鈴の音は明らかに近づいてきているのです。

私はそろそろやめようと思い、最後に言葉をかけました。

私はそろそろ寝たいので、お話終わりにしませんか?

 ・・・リン

ほっ、と思い私は眠りにつこうとしました。

その直後、耳元で

「ありがとう」

この言葉を残して、鈴の音は消えてしまいました。

お盆だったので、帰る場所が無い霊がさまよってたのかと思います。

何故か、1粒涙がこぼれてました。



・真昼の騒霊

私が中学に上がったすぐのこと、妹の部屋をノックして

隠れるという悪戯をしていた時です。

私は飽きて、居間にTVを見に降りて(部屋は2階)数分経った頃でした。

部屋にいた妹が、「いいかげんにしてよ!」と怒鳴るのです。

私は居間から大声で「何言ってんの? もう下にいるよ!」と一言。

妹がドタドタと慌てて降りてきて、私の近くにきて

「今ドアをノックされた〜!」と言うのです。

私は確かめに、妹の部屋へ行きじっと耳を立てていました。

すると・・・・・・ドンドン・・・

ノックされたのです。

妹は下にいるし、確かに誰かがノックしているのです。

そしてまた、・・・ドンドン・・・ドンドン

一定の間隔を置いてノックし始めたのです。

私はいいかげんむかついて

「うるさい!!」

と怒鳴った後、ノックはなくなりました。

すると今度は隣の私の部屋で物音がするのです。

私は急いで部屋に戻ると、部屋にかけてあった

風景画がガタガタ揺れているのです。

怒りが頂点に達した私は、その額を手で抑え、

右手で九字を切り「うるさい!! 出て行け!」と一言。

その瞬間、カーテンがふわっとなびき

「ケチ」と私の耳に残し去ったようでした。

まだまだあるのですが、長くなってしまったのでまた投稿します。

ちなみに、最近は妹は霊現象に遭わないそうです。

でも実家では、私が帰ると私のところで。

私がいないと母のところへ、霊がきています。

霊道にはなっていないはずなのに、何故来るのかが不思議でなりません。



   



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