怖い話朱い塚-あかいつか-

トイレに行く人

投稿者:みきんこさん



すごく昔の事で鮮明な記憶ではないのですが、、

それと、以前に投稿してあった内容だったらごめんなさい。。

あれは、もう20年以上前の私が小学校1〜2年生くらいの頃のお話です。

父には3人の兄がいてその中の

次男の家とは父親兄弟同士が仲が良くて

子供の私たち従姉弟同士も年が近いこともあって

とても仲が良しでした。

父の兄たちは山梨の実家の敷地内と

実家近くに家を建てて住んでいて、

私たち家族だけは父の仕事の関係で東京に住んでいました。

父の実家に遊びに行って泊ったりするときは

兄はおばあちゃんの家より、

仲の良い従姉弟の家で泊っていました。

20数年前のあの日も、お約束とばかりに

兄は夜になると従姉弟の家へ行きました。

当時、私はまだ小さいからと母から

なかなか許しが貰えなかったのですが、そのときやっと許しがでて、

従姉弟の家で寝れる事になったのです。

平屋の古風な日本家屋でリビングの天井はとても高くて

ひろびろとしています。

奥に和室が2つ、両方とも8〜10畳はある大きな部屋です。

リビングと和室の間には廊下があって、

二つの和室を囲むようにUの字に廊下があります。

左側廊下は縁側と庭に面していて、

右側廊下はトイレとお風呂場があります。

夜、私たち4人(私と兄と従姉弟2人)は真ん中の和室に

布団を敷いて貰い寝る事になりました。

一番奥の和室には伯父さんと伯母さんの寝室です。

初めての親抜きのお泊りで、私は嬉しくて

たまらなかったのを良く覚えています。

兄もいるので大丈夫♪と”p(゜∀゜)q” ワクワク していました。

しばらくは興奮して眠れませんでした。

4人でお話したり、ふざけたり、隣の部屋に

聞こえないようにコソコソしたり・・・。

そしてだんだん睡魔がやってきました。

みんな次々に眠っていきます。

もれなく私も就寝。。

何時間眠ったでしょうか・・・、私はふっと目が覚めたのです。

ふっと・・・というか、何かの音に気がついて目がさめたというか、

不思議な感じだったのを覚えています。

普段なら一度眠ってしまえば、朝まで起きないのに、

今思い出しても不思議です。

何かの音・・・、耳を澄ませて聞いてみると、

「ぺたっぺたっ・・・」という足音のような音でした、



その次にパタンッと扉を開ける音。



その数秒後、トイレを流す「ジャー!」という音が聞こえました。

「なーんだ、だれかトイレに起きたのか。。」

と安堵感に浸ろうとした瞬間でした。

全く同じ順番で同じ音がしたのです。

1回だけじゃなく、2回、3回と続きました。

あまりの恐怖に泣き出しそうになりながら必死に

布団に潜って目を閉じて眠ろうとしました。

でも、そんな都合よく眠くなる物じゃありません。

布団に潜り込んで必死に恐怖と闘っていたのを覚えています。

しばらくして眠ってしまったようで次に気がつくと朝でした。

大体朝7時をすぎた頃だったと思います。

4人の中で私は1番に起きて、一人リビングへ行きました。

「早起きでエライね。」なんて言われながら

掘りごたつにあしを突っ込んでテレビを見始めました。

側でタバコを蒸かしながら新聞を読んでいる伯父さんに、

夕べの事が気になって、

「おじちゃん昨日の夜中、トイレに起きなかった?」

と聞いてみました。

伯父「いや?おいちゃん、ずっと朝まで寝てたぞ?」

みきんこ「じゃあ、おばちゃんは?」

朝食を運びに来た伯母さんにも聞いてみました。

伯母「え?おばちゃんも夕べはトイレには起きなかったわよ?どうして?」

みきんこ「だってね、夕べね、誰かがトイレに行く音

聞こえたんだよ?何回も聞こえたの。。」

伯母「えぇ?本当に??可笑しいわねぇ、

誰だったのかしらねぇ(笑)」

子供の話す事など真実味が薄いのか信じて

貰うどころか笑われてしまったのです。

でも、あの夜、私は今でも忘れません。

何度も誰かがトイレに行く音を聞いたのです。




従姉弟の家つながりでもうひとつ、

これは上の出来事が起こったときから数ヶ月後に

遊びに行った時のことなのですが、

やはり上のお話のように真ん中の和室で4人で寝たのですが、

そのときもまた、夜中に目が覚めたのです。

以前の事もあって最初からなんだか怖かったのを覚えています。

居たたまれない衝動にかられてどうしようもなく、

親の元へ行きたくなって、みんな寝ているけど、

早くここから出たい!とその一身で暗闇の中

ふすまをさがしました。

今思えばそこにはふすまなどあるはずもない

リビングに面した壁にふすまの取ってのようなものを見つけて、

力を込めて開けました。

ふすまを開けるとなぜか白く光る壁が出てきたのです。

半分パニックになっていた私は更にパニックに陥って

取り乱しました。

外に出られない、閉じ込められた、なんで光ってるの!?

もう訳がわかりませんでした。

もう、怖くて怖くて泣き出していました。

どのくらいの声で泣いていたのか覚えていませんが、

従姉弟のおねえちゃんが私の鳴き声に気がついて

起き上がって、壁に向かって泣きじゃくってる私に

「どうしたの?お母さんの所いくの?」と話し掛けてきました。

「うん」とうなずいたのか声を出したのか覚えていませんが

次に気がついたときはおねえちゃんに手を取られて

外のブドウ畑の間をおばあちゃんの家(母屋?)に

向かって歩いていました。

灯りといえば月明かりくらいしかない真っ暗な夜道でした。

今はもうみんな大人になって4人でお泊りなんてことは

まったくなくなりましたが、

この体験は本当に怖かったです。

なんでこんなことが起こったのか・・・と考えてみると、

実はその父の実家の家の隅にはお稲荷さんが奉られていました。

それと、おばあちゃんの家の裏庭の丘のようになっている場所に

ご先祖様のお墓だというお墓が3つか4つくらいありました。

う〜ん。

そういえば、お稲荷さんは定期的にお坊さんにきてもらって

お経を読んでもらっていたみたいです。

一度だけ立会いました。

上の体験をしたのはこの後だったか前だったか・・・、

覚えていないけど、同じくらいの年のころだったと思います。

なにか、関係ありそうな匂いがするようなしないような・・・(謎


   



怖い話朱い塚-あかいつか-