怖い話朱い塚-あかいつか-

電話ボックス

投稿者:Mr.ビビリさん



ぼくがある親しい友達と一緒に旅行に行った時の話です。

その親しい友達をA君とします。

昼は色々と遊び、ホテルに戻りました・・・・。

そして蛍が見れるというので、近くの温泉に寄って、

その蛍スポットに行く事に・・・・・。

その途中、ぽつんと一つ、緑色の

いかにも不気味な電話ボックスかありました。

ぼくは、なんとなくその電話ボックスに

近づくのはいやだったので、A君に

「あの電話ボックスなんか不気味じゃない?

はやく行こうよ。おれ怖いわ・・・・・・。」

と言いました。

するとA君は、「・・・・・・うん。」

と力なく言いました。

そのときはあまり気にしませんでしたが、

蛍を見終わり、帰り道でA君が絶対に

あの電話ボックスを見ないようにしているのが分かりました。

そして、異常に汗をかいているのです。

「どうした?気分でも悪いのか?」と聞きました。

しかし、返事がありません。

季節は秋。しかも高原です。

涼しいぐらいなのに、汗だくになり、

黙っているA君を見て、ぼくは何かヤバいと思い、

ふと気が付きました。

そう、電話ボックスの存在です。

ぼくはA君に聞きました。

「電話ボックスがどうかしたのか?」

A君は震えだしました。

ぼくは電話ボックスを見ました。

何もありません。ただ、不気味な緑色なだけです。

ぼくたちはホテルに戻り、ぼくはA君に聞きました。

「大丈夫か?どうしたっていうんだ!?」

A君は泣きそうになって言いました。

「電話ボックスの電話の上に、女の人の首が・・」

翌朝、あの電話ボックスに行くと、電話の上に、

数本の長い髪の毛がありました。

そして、電話ボックスの前には、

首のないスズメの死体が落ちていました・・・・。


   



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