怖い話朱い塚-あかいつか-

肩越しに見えたモノ

投稿者:紅のプー太郎さん



海水の水温が一番低い時期から、

少し上がりだしたから、久しぶりに三角西港へ、

釣りに行った際の体験です。

約10mと水深があり、魚種は限られますが、

真冬の寒い時期でも何なりと釣れるから、

釣り人が絶えないんですね。

朝早くから釣ってると、昼くらいに後ろから

「釣れますか?」と声をかけられましたが、

よく観光バスが休憩がてら立ち寄るから、

「また観光客か⁉めんどくせ~」とか思いながら、

振り向きもせず適当に相手してました。

話好きな方だったらしく、あ~だこ~だ話かけられて、

気が散ってしょうがないから、休憩がてら

バッグから缶コーヒーを取り出そうとしたんですね。

よく見てみたら話し相手は初老の岡田真澄似の男性でしたが、

右の肩越しに七色っぽい後光?が射してる、

女性の生首が浮かんでて、ニコニコと微笑んでました。

内心「ありゃ⁉」と意表を突かれて、タジろぎながら

多少シドロモドロになりながらも、なんとか喋ってました。

時間がきたらしく、けっこう俺の失礼な対応にも怒りもせず、

観光客の男性はバスの方へ戻って行きました。

生首の女性も、会釈をしながら軽くお辞儀をされましたけど、

かなり徳が高そうな感じの方で、あんなのは初めて見させてもらいました。

初老の男性も、柔らかな物腰でダンディーな立ち居振る舞いで、

たぶん生首の女性は守護霊にあたる霊とは思いますけど、

こんな人達にしか付かない守護霊なんでしょうねぇ?。

ぜひ見習いたいものですが、なんせ生来のガサツで

いい加減な性格なもんで、やっぱ無理か⁉

   



怖い話朱い塚-あかいつか-