朱い塚-あかいつか-

霧の山

投稿者:Hさん



そ私がまだ小学校くらいの話です。

姉と一緒に近くの山に行きました。

山に入ってしばらくして、辺りに霧がではじめました。

そしてどこにいるかもわからないくらい霧が深くなりました。

もう動けなくなっていました。

数分たって、遠くから斧で木を切る音が聞こえてきました。

かつーん…かつーん…かつーん…

私達は音のする方へ歩いて行きました。

しばらく歩くと木の切り株に座っている中年の男性(木こり?)がいました。

私達は男性に話かけましたが何も答えてくれませんでした。

私達はその場から離れることにしました。

すこし歩いてふりむくと男性がものすごい目でこちらを睨んでいました。

山はこのあとすぐに出ることができました。



お話はここまでですが、 これとほぼ同じ体験を全く別の人から聞きました。

私たちは家が近所というわけでもありません。

この山も、迷ってしまうほど広くはないのです。

この山は現在、工場の駐車場に造成され、なくなりました。



   



朱い塚-あかいつか-