朱い塚-あかいつか-

塀の老婆

投稿者:レオ&ブルースさん




僕は警備員のバイトをしています。

この間ある住宅街で交通整理をしていたときの話です。

その場所は車が通るのもまばらでものすごく暇です。

夕方ということもあってウトウトしていたのですが、

仕事中だから寝るわけにもいかんなー、と思って頑張って立ってました。

ふと、いやな視線を感じて眠気がとれました。

あたりを見回したのですが誰もいません。

しかし近くにあった塀の上に婆さんが首だけだしてこちらをじーと見ていました。

その日は眼鏡をしていなかったのではっきりと顔はわからなかったのですが、

婆さんというのはわかりました。

僕も婆さんを見つづけました。

10分くらい睨みあい?が続いたでしょうか。

呼ばれたようなので後ろを振り返りました。

違ったのでもう一度塀をみるとそこには婆さんの顔はありません。

気になったので仕事の帰りに塀を調べることにしました。

塀は170cmある僕が手を伸ばしても届かない高さでした。

中は廃屋のようでした。

あれっきりあの婆さんの姿をみてません。



   

宝くじ購入代行サービス

朱い塚-あかいつか-