怖い話朱い塚-あかいつか-

お持ち帰り2

投稿者:屋敷サカエさん




つい最近の話です。

快晴の日曜日の昼過ぎ、カメラを持って近くの公園

「獅○ヶ○公園」へ。

崖の上には自然豊かな公園があり、

城跡の記載も地図に無いが、前回の失敗があるので

清めの塩を持参して準備は万全!

駐車場から歩いて公園に入り、風景の撮影をしながら崖の最先端部へ。

先端は、引き込まれそうな感じがして、落ちれば当然即死!

動かない足を無理矢理引っ張って、帰ろうとすると谷の方から

「ガサ!ガサ!ガサ!」

また何かが歩く足音が…

「今度は人間だろ!」と高を括っていると、そっちは岩場!

ロッククライミングをしてない限り、人も動物も歩くのは無理…

早足で戻り駐車場を出ましたが、車の後部から嫌〜な気配。

恐る恐るバックミラーを覗くと…

おい!おい!また乗ってるよ〜

今度は、影ではなくカラーで見える、

赤い服着た小柄なおじさん?

うつむいた姿勢で、後部座席に座っているおじさんへ、ミラー越しに

「あの〜この車、タクシーじゃーないんですが〜」

…無反応(どーして、城跡でもないのに)

と思った矢先、山道の右端にお寺跡が!

…あ〜あ〜またやっちゃったー。

お願いだから、家まで憑いて来ないでね〜

結局、山の麓まで乗っていたおじさんは、

橋を渡った先で消えてしまいました。

途中の空き地で、清めの塩を車に振りながら

「こんなんじゃーどこにも出掛けられないじゃんけ!」

と、大きな独り言で愚痴ってました…

その時のフィルムは、まだカメラの中に入っていて現像に出していません。

…何も写って無いと思います。

だって心霊写真は今まで1枚も撮った事ないんです!



   



怖い話朱い塚-あかいつか-