福山

怖い話

福山

投稿者:こーちゃんさん


私は福山雅治さんの大FANです。
部屋にもポスターを貼りまくってました。

そんなある日の出来事です。
夜、金縛りにあって動けずにいました。
すると遠くの方からお経らしきものが聞こえてきたのです。

その声はどんどん近づいてきて、私の耳のすぐそばで聞こえるようになりました。
とても怖かったのですが何者かを確かめずには
いられなくなり目をあけました。
すると白装束(しろしょうぞく)のような服を着た
男の人が立っているのです。

かさこじぞうにでてきそうな傘をかぶって、手には
鉄の棒の上に丸い輪がついたものを持っていました。
それをシャンシャンならしながらお経を唱えているのです。
怖くて怖くて気を失ってしまったようです。
目が覚めたらもう朝でした。
父にその話をすると、「それヤマブシじゃねえか?」というのです。

私はヤマブシなんて言葉を始めて聞いたので混乱しました。

そして、1週間ほどたったある日。
母が友達とカラオケに行き、そのとき使ったカメラのフィルムが余ったから
使いきってとカメラを渡されました。
何をとろうかあれこれ考えたすえ、大好きな福ちゃんをとろうと思い、
ポスターをとりました。
また、数日後。「現像できたよ。」と
母が福ちゃんの写真をくれました。

ぶ・ぶさいくー!!!
そこに映っている福ちゃんはぶさいくなのです。
5枚撮ったうち1枚だけおかしいのです。

福ちゃんの顔右半分がグニャーと歪んでいました。
おもしろ半分で父に見せようと、「パパ見て。福ちゃんぶさいく!」と
写真を渡そうとしたとき写真が床に落ちました。

横向きにとった写真が落ちて縦になったとき父と私はかたまりました。

福ちゃんの顔右側にヤマブシが・・・。

だぶっていたからぶさいくだったのです。

次へ   メイン

タイトルとURLをコピーしました