悪霊退散!

怖い話

悪霊退散!!

投稿者:GO!GO!暇人さん


忘れもしない2003年7月11日金曜日のこと――――
私は仕事中にもかかわらず、HPの「怖い話」をくいいるように読んでいました。

『そろそろ1000話読破!』

そう思いながら全身に鳥肌を感じつつ読みふけっていました。

そして…

1000話をとうとう読み終わり次に次にと読んでいると…

「痛っ!!」
突然首の後に痛みが走り、ひりひりとしだしました!
しかもなんか体の左側が妙に寒い。

(ちなみに私のすぐ左隣にはでっかいプリンターがあります。)

首の後のひりひりも治まらないので、隣の席の子に

「なんか首の後がひりひりする~。みてみて!」

とみてもらうと、

「???ひっかきました???」

と。

「なんで??」
「いや、なんかつめでひっかいたみたいに
赤い線が横にピーーーってはいってますよ。」
はっとなる私とその子。
もちろん私は首の後なんぞ触ってもいません。

「怖い話ばっかり読んでるからですよ!気持ち悪ーい!」

「ごめんなさい。」

とりあえず謝ってひりひりが治るのを待ちました。

ほんの2・3分後でしょうか

「あっ!ひりひり止まった!みてみて!」

また首の後を隣の子に見てもらうと

「・・・・・・・消えてる・・・・・」

「よかったあ!」

しばらく私は会社の人に気持ち悪がられました(涙)
そしてその日の帰りに、やっぱりなんか体の左側に
違和感を感じて、だんだんと左肩が重くなってくると

『これは本気でやばい!!』

なぜだかそう思いました。

昔霊感の強い友達に「ねえ、左肩重くない?」と聞かれ、

「うん、何かすっごい肩こり…」と答えると、
「あのね、男の人が肩に乗ってるよ。
Y(私のことです)ちゃん霊媒体質みたいやね。」
といわれたことがあります。
何?霊媒体質って!?とその時思ったのですが、
なるほど、幽霊さんを連れて帰りやすい人だと知ったのは
それからしばらく後のことでした。

そして私の頼りになる弟君へ急いでデンワ!

「もしもし!姉ちゃんやけど。塩用意しといて!」

「はあ?塩??」
「うん。何か変なのついてきたみたい。
やけん姉ちゃんが家についたら玄関で塩まいて。」

それで弟も状況が飲み込めたようで、「わかった」と言い電話を切りました。
会社から家まで電車で約1時間。
肩の痛みに耐えながら電車にゆられていました。
数日前にも、左肩がとても痛くなり、「やばいなあ。」と思いながら
帰っていたのですが、その時は電車に乗ってしばらくすると
「フッ」と軽くなったので、おそらく誰かについていったのだろう。

とその人に申し訳無く思いながらも何事もなく無事に帰りました。
しかし今回は何かが違う。
肩の痛みが半端じゃない。
それでも30分ほどすると痛みもかなり楽になり、
家につくころには殆ど平気になっていました。

「ただいまあ。」
玄関のドアを開けると我が家で飼っている猫が
玄関マットの上で寝ていたのですが、

いつもなら別にすましているのに、その日は違いました。

私の顔を見るなり飛んで逃げたのです。

「ひどいわあ~~」

なげいていると弟がリビングから走ってきて、

「外にでやがれ!この悪霊があ!」

私を外に追い出すと。

「悪霊退散!悪霊退散!悪霊退散!・・・」
豪快に塩をぶつけてくれました。
しかも肩につもるほど…

それを見ていた父は玄関先にもかかわらず大笑い(涙)

地面にうっすら雪化粧ができると、

「よし!はいってよし!」

弟様のお許しが出て、やっと家の中に入れました。
しかしその日の夜、弟と首の後ろのひっかき傷のような
赤い線の話をしていると、また首の後ろがひりひり…

「いたい!首いたい!」

「うわっ!線が入っとる!いやあこの子とり付かれてるわ!」
弟の不気味なおねえ言葉にも笑えない私。どうしよう、怖い。
本っ当に怖い!!!
そこで私はその日は猫がいる弟の部屋で寝ることにしました。
「これで安心。」

ぐっすり眠った次の日、弟に言われました。
「夜中に目が覚めたら部屋がものすごく青かった…お前のせいだ!」と。

私のせいかなあ?しかし、今はもうすっかり怖くなくなりました。
親戚の知り合いの霊能者の方の電話番号をきいたのが
良かったのでしょうか?(電話はしてないのですが)

お守り変わりに財布にその方の電話番号を入れています。

何かあったらすぐ電話できるように。
昔その霊能者の方に家を見てもらったとき、
我が家は私が連れて帰った霊の方達も

すぐにいなくなってしまうという霊的にとても良い場所にあるとのこと。

それでいなくなったのでしょうか?

みなさんも、怖い話ばかり読んでいると私のような目に会うかも???

くれぐれも気をつけてくださいね。
また何かネタがあったら投稿させていただきたいと思います。


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