シミ

怖い話

シミ

投稿者:小夜さん

私はM県に住んでる高校生です。
私の体験した事をお話させてもらいます。
去年の夏、お盆だったと思います、父が昔,
通っていた小学校(今はお寺)にお守りや
そういった関係のものを返しに行きくため
夜の9時ごろ車を走らせていました。
暗闇はあまり怖くないので、
楽しみながら寺へと向かいました。
一通り、することを終え、家族四人で帰路につこうとしました。
寺から駐車場まで、少し距離があり、
夜道を夜風に当たりながら、歩いていました。
駐車場に着いて車の鍵を開けようとすると、
中々開かなかったんです。
力の強い父でも開けられないドアをなぜか
私はいつもどうり開けてしまいました。
おかしいと思ったのですが、他のドアも開いたので
気にせず家に帰りました。
家に着き、ドアを開けようとすると、
今度は私の出ようとするドアが凄く重く
中々開かず思いっ切り押すと簡単に開き、
その勢いで車から落ちて地面に落ちました。
顔を押さえて何気なく車の下の覗くと下には
無数の人の顔がありました。

あまりの数にどれがどれなのか分かりませんでした。
妹を呼んで見てもらいましたが、
そのときには何もありませんでした。
でも、次の日、父が出勤した後、駐車場を見てみると、
無数のシミがありました。
そしてそのシミは一瞬で消えてしまいました。
以上が私の経験した話です。
長々と失礼致しました。

次へ   メイン
タイトルとURLをコピーしました