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投稿者:源さん

実家の祖母より聞いた話です。
我が家の血統は古くは平家の血筋だそうです。

平家が壇ノ浦で敗れてから、落人狩りの目を逃れつつ、
山間の村に辿り着いたそうです。
その村には狒々(ひひ)が住んでおり、
毎年、生贄を求めるので村人はとても困っていました。
そこで、うちのご先祖が
「狒々を退治する代りに、我々をここに住まわせてくれ」と
頼み狒々を退治することになりました。
そして、とある新月の夜に狒々の住むと言う穴に
刀を持って忍び込み狒々を退治しました。
しかし、ご先祖も左手を噛みつかれ怪我をしていたのです。
それ以来、我が家で生まれる次男には
産まれつき左手に痣ともシミともつかない痕があるのです。
この話を聞いたとき、一緒に祖母から聞いたのですが
妖怪や魑魅魍魎の類に負った傷は何年経っても無くならないそうです。

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