河童の手

心霊スポット

河童の手1
福岡県個人宅
福岡県某所、個人宅に納められている河童の手。
河童の手といえば福岡県田主丸町の故・藤田氏所蔵の物が有名だが、
今回拝見させて頂いた河童の手は雑誌社にも載っていない。
筑後川流域には沢山の河童伝説が残っており、
今だに個人宅にも河童の手が家宝として保存されている家もある。
九州全域(福岡、長崎、熊本)には河童の手を保存している寺社、個人宅がある。
手の甲
河童の手2
手のひら
河童の手3
全長約15cm
4本指で第1関節が曲がっているという典型的に見られる河童の手をしている。
河童の手4
指の間には水かきの跡。
個人宅保存ながら、保存状態は抜群。(持ち主の方曰く、虫がわいたりするんですよ)
昭和45年に九州大学の教授が鑑定、「これは珍しい。大事にしまっておいてください」と言われたそうだ。
●この河童の手がこちらの家に来た由来●
今から七代前のご先祖様の時の話。
ある日、旅のお坊さんがお金に困り、この家(農家)を訪れた。
お坊さんはお金を借りる代わりにこの「河童の手」の入った木箱を置いて行ったそうな。
どこのお寺のお坊さんともわからなかったという。
それっきり、お坊さんは姿を見せなかった。
河童の手5
この木箱は現在壊れているが、からくり木箱で、
二重の隠し引き出し構造になっており、下の引き出しに河童の手が入っていた。
おそらく旅の道中に山賊などに盗まれる事を警戒したものと思われる。
河童の手6
上の引き出しには借金の証文。「一金二百」

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