水子霊場 賽の河原
付近にあった石碑。
賽の河原の入口。
海岸にぽっかり開いた洞穴である。
石仏が外にだいぶある。
海岸沿いであるこの場所は東日本大震災の
津波の影響をもろにうけてしまった。
洞穴内に安置されていた石仏・地蔵は埋まったり
流されたりしたようで、洞穴から出されていた。
首が取れてしまった？地蔵もある。
かなりの量の石仏である。
水子供養といえば地蔵建立ですし…。
洞穴内。
足場が少し悪い。
やはり津波で土砂が入ってしまったようである。
木製の神棚？祠？があった。
おそらく外にあった地蔵尊を安置していた台ではないだろうか。
津波の影響なのか砂を被っており、
平らなはずの台ががたがたになっていた。
この辺りも砂が入り込んでいる場所ではないだろうか。
地元の方なのか砂を運ぶ箱が置いてあった。
洞穴内の穴の中に人形が。
おそらくはお供えされていた人形だったのだろうが、
すっかり砂まみれに…。
砂まみれの首だけの人形。
なんだか無念さを感じる。
早い復旧を願いたい。
洞穴内にはまだ祠のようなものが残る。
付近の住民の方も被災されている様子なので、
こちらの復旧までにはまだ時間がかかりそうである。
心霊スポットというよりはここは霊場ですね。
入り口の石版には
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賽の河原の幼子や
永い眠りの水子たち
元より先は御佛の
慈母観音に抱かれて
日夜楽しく群遊ぶ
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早い復旧と水子の供養を願い、合掌。
賽の河原
心霊スポット
