お菊塚

心霊スポット

お菊塚1
お菊塚
紅谷町公園にお菊塚というものがある。
お菊塚2
すべり台の向こうにあるのが…
お菊塚3
こちらがお菊塚の碑。
お菊塚4
番町皿屋敷 お菊塚
伝承によると、お菊は平塚宿役人
真壁源右衛門の娘で、行儀作法見習のため
江戸の旗本青山主膳方へ奉公中、主人が怨む
ことあって菊女を斬り殺したという。
一説によると、旗本青山主膳の家来が菊女を
見染めたが、菊女がいうことを聞かないので、
その家来は憎しみの余り家宝の皿を隠し、
主人に菊女が紛失したと告げたので、菊女は
手討ちにされてしまったが後日皿は発見されたという。
この事件は元文5年(1740)2月の出来事であったといい、
のちに怪談「番町皿屋敷」の素材となったという。
また他の話によると菊女はきりょうが良く小町と
呼ばれていたが、24才のとき江戸で殺されたといわれている。
死骸は長持詰めとなって馬入の渡場で父親に引き渡された。
この時父親真壁源右衛門は「あるほどの花投げ入れよすみれ草」
と言って絶句したという。
現右衛門は刑死人の例にならい墓をつくらず、センダンの木を
植えて墓標とした。
昭和27年秋、戦災復興の区画整理移転により現在の
立野町晴雲寺の真壁家墓地に納められている。

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