腹切坂

心霊スポット

紅のプー太郎氏レポート
腹切坂1
熊本県和水町(旧三加和町)に「腹切坂」とゆうキツめな坂があり、
たしか町の文化財になってたと思います。
言い伝えとしては2つあり、1つめは平家の落ち武者が
壇之浦の戦いに敗れたあと、ここまで逃げ延びてきましたが、
物音に驚き「源氏の追手か?」と勘違いした手負いの大将が、
ここで自害して果てたそうです。
2つめは、関西方面から肥後藩の殿様宛に、
手紙を預かって走っていた飛脚が、あまりの急な坂道に、
通りかかった農民に「あとどれくらい坂道が続くのか?」を
聞いたそうです。
すると、何を勘違いしたのか農民は
「貴方が走ってきた道のりと、同じくらいはあるでしょうねぇ?」と
いい放ったそうで、ちょうど時を知らせる鐘の音が鳴り響いて、
約束の時間に間に合わないと悟った飛脚は、此所で自害して果てたそうです。
ちょうど下側の入り口から撮影しまして、
駐車スペースが軽自動車1台分くらいしかなく、
近くのお寺に置かせてもらって、歩いて此所にくるしかないです。
腹切坂2
柱には「肥前街道」と書いてあり、後ろ側には昔の地図があります。
腹切坂3
ここまでは、大きめな砂利と泥の道ですが、
先の方は路面を保護するためかコンクリートで鋪装してあり、
けっこうコケが生えてて滑りやすいです。
腹切坂4
坂の真ん中辺りには座って休憩出来る様に、
丸い石が3個並んで置いてあります。
鳥の鳴き声と木々が擦れ会う音しか聞こえず、
プチ森林浴にはちょうどいいですよ
腹切坂5
休憩場所の前後は、まぁ~こんな感じで、
暗くなって来てみると街灯もなく、かなり雰囲気はあると思います。
所々太めな丸太を置いてあり、車で入り込むバカが居るんでしょうねぇ?
もっとも下の方は、軽自動車が通るのが精一杯ですけどね。
この日は、モトクロス用バイクのダイヤ跡があり、
コケで滑って2回コケた跡がありました。
腹切坂6
上の入口はこんな感じで、普通の狭い農業用道路で、
駐車は邪魔になるだけですので、ここには止めないで下さい。
距離はそうでもないんですが、かなり急坂なんで、
足腰が悪い方々と体格が良すぎる方々は、
無理をしないようにお願いします。
昼間だったから、特に居着いてる霊とかは感じませんでしたけど、
条件が変わる夜間には適度に湿気と昼間でも薄暗く、
ひょっとしたら通りがかりの霊と出会えるかも知れませんよ?

熊本県心霊スポット

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