首切清水

心霊スポット

首切清水
平林城跡には変わった名前の史跡がある。
その名も「首切清水」
処刑場の跡地である。
首切清水2
首切り清水の由来
「御領主の馬の足址なり」との伝説もあるが、
実際は罪人処刑の場であった。
特に沸きでる清水は「真夏といえども
涸れることなし」とあるように清めの水とも
伝えられている。
伝来文書によれば、色部勝長公の御代
天文4年、早田清左衛門尉、布施小三郎らが、
色部公に謀叛したり、天正年代には
4人もの手代者が処刑されたことを伝えている。
通称「人切り場」と呼び1世紀前までは
鬱蒼と茂る樹木は昼間といえども暗く
人の寄りつかない場所とされていた。
今はただ一筋の清水だけが往時の歴史を
とどめるにすぎない。
首切清水3
この辺りはちょっとした窪地になっている。
窪地を少し降りてみる。
首切清水4
人の通った跡をたどると清水に行きついた。
草でわかりにくいが、水の流れる音がする。
首切清水5
これが首切清水の水。
よくみるとここを起点に小さな小川が流れている。
首切清水6
末期の水にも、刀を洗うときにもこの清水が
使われたのでしょうか。
処刑はこの辺りで行われたのかもしれない。
それにしても戦国時代の処刑場が残っているのは珍しい。



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