十三社神社

心霊スポット

十三社神社
東京都新島村にある十三社神社。
看板より
十三社神社
往古、伊豆諸島開拓の祖神事代主命(ことしろぬしのみこと)の御子、
大三王子明神は父命の志を継ぎ、同族諸神とともに
本拠を新島におき、諸島平定の基を固めた。
この神社の祭神は、事代主命主神をはじめとし、
新島関係の同系13神を祭祀し、総社として
創立されたもので、十三社大明神と称している。
本社はもと村の中心部にあったが、慶安2年(1649)
6月、村内の災火の厄をおそれ、現地に転社した。
享保3年(1718)7月神祇官により
神階正一位の極位宣旨をうける。
明治6年12月、郷社に例し昭和8年本殿、
同15年拝殿を新築造営する。
神域は広大で幽玄鬱蒼とした神木は往古の神秘を
語るようである。神社の規模や神域の荘厳さは
近傍随一と称され新島の総鎮守として
諸人の信仰をあつめている。
十三社神社2
拝殿。
こちらの池は夜になると、
池で赤ちゃんを洗う女の幽霊が出るという。
十三社神社3
さらに近づくと池がすこしわかりやすい。
十三社神社4
左側の池。とはいっても橋がかけられているだけで一つの
池である。
池には錦鯉や亀が泳いでいた。
十三社神社5
右側。
同じ池なので状態は変わらないが…
普通に考えると赤ちゃんを洗うには不適切な感じがする。
なぜ女の幽霊が現れるかは不明であるが、
新島にはこんな昔話がある。
江戸時代に飢きんが襲い、新島も食糧不足に陥った。
その頃、幼子を育てながら食料を捜しに行った母親が、
山の崖で足を滑らせ転落死。
子供は母親を待ったまま、餓死。
新島村民は母親とその幼子がいなくなって村中総出で
山を捜索したが、見つからなかった。
後に遺体となって発見されたのだという。
新島に限ったことではないが、このような母子の
悲しい話があったのかもしれない。
ここが有名になったのは稲川淳二氏のDVDからのようである。



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