獄門(ごくもん)(梟首きょうしゅ)、晒し首

全国処刑場跡

獄門・梟首・晒し首
獄門・梟首・晒し首

獄門・梟首・晒し首4
獄門(ごくもん)、梟首(きょうしゅ)、晒し首
時代:平安時代~江戸時代
場所:刑場
獄門の版画

江戸時代においてこの刑は以下の罪で行っていた。
○難破船が荷物を軽くするために捨てた荷物を盗んだ者
○お金をもらって子供を捨てた者
○文書・印章偽造
○不倫して夫に傷害を負わせた者
○強盗殺人
○主人の妻と不倫した者
○毒薬を売った者
○偽はかり・ますを作った者
○主人の親を殺した者
○舅(しゅうと)・叔父・叔母・兄姉を殺害した者
○不倫をして夫を殺害した妻を勧めた、助けた者
○夫のある女性を強姦した集団の主犯
○養母・養娘・嫁と密通した者
○不倫した僧侶
○強盗致傷の主犯
○おいはぎ
○詐欺の常習犯
○人を毒殺した者
○指名手配犯をかくまった者
など

獄門・梟首・晒し首2
処刑方法
牢屋敷など刑場にある首切り場にて斬首の後、
獄門台と呼ばれる台に生首を三日二晩晒される。
獄門・梟首・晒し首3

時代劇などで「市中引き回しの上、打ち首獄門」
というのはこの刑のことである。
獄門は、監獄の門に首を晒したことからついた。
獄門の準備の図
獄門の準備の図
獄門・梟首・晒し首

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