投稿者:LADYJさん
これは、私の友人の体験談です。
十何年か前の話ですが、その頃友人は沖縄県中部にある
C町Hタウンにある某レストラン
(現在は、クリニックになっています)でアルバイトをしていました。
ある日閉店時間になり、お客さんがみんな帰ったのを確認して、
お手洗いの掃除をしようとした時の事。
ドアを開けると、鏡に向かって櫛で髪を梳いている女性がいたそうです。
まだ店内にお客さんが残っていたのかな?位に考え、
「失礼しました!」とすぐトイレのドアを閉めたそうです。
よくよく考えると、ちょっとその女性服装が変?!
つまり、現代風の格好ではなくどことなく古めかしい、
モンペのような格好をしていたそうです。
(視界に入ったのは一瞬だったので、あまり憶えていないそうです)
暫らくして、何事もなくその日1日の仕事を終え帰宅の戸へ。
疲れきった友人は、2Fにある自分の部屋へ行き眠ろうとした時の事。
ベットの片側が窓になっており、ベットで横になろうとすると、その窓から
先程、バイト先トイレで見かけた女性が友人を手招きしている姿が・・・。
驚いた友人は、「眠るしかない!」とおもい
恐怖を払拭するかのように、ふとんを頭からすっぽり被って
眠ろうとしたら・・・。
窓側方向から、腕を強く掴まれたそうです。
友人はそれから先の記憶はないと話していました・・・。
その話を半信半疑で聞いていると、見せてくれました。
その、腕の跡を。
クッキリと赤紫色に人間の手が友人の右腕にアザとなって・・・。
私の母から聞いた話ですが、その界隈、C町Hは戦時中
お墓に入りきれない遺体を収容していたようです。
戦後、そこは米軍基地となりましたが20何年か前に返却され、
今は若者の町としてちょっとしたプレイスポットになっています。