投稿者:黒猫さん
この話は私が小学3年生の時に体験した話です。
その頃私の学年では鬼ごっこがはやっており、
休み時間になると鬼ごっこをいつもしていました。
私と仲のいい子のあいだでは鬼が「タッチ」と言って
体にタッチするというのが、決まりになっていました。
そんなある日、いつものように鬼ごっこをしていました。
私は鬼じゃなかったので隠れていました。
怪談の所で鬼が来ないか見ていました。
すると、後ろから肩を叩かれ「タッチ」と言われました。
私の見ていた反対の方から来るとは思っていなかったので
ビックリしながら後ろを向くと、なんと誰もいなかったのです。
私が振り向くまでの間にどこかに隠れるなんて絶対に不可能なのに・・・
その瞬間、急に嫌な感じがしてぞぞっとしました。
そして私は思ったのです。
私は誰に、何を、タッチされたんだろう・・・