投稿者:Tigersさん
どーも・・。「足音」を書いもんです。
また旅行先で幽霊さんに会ったんでその話を・・。
1日目の夜。
寝る前、温泉に入ってきて眠りについても
温まっているためためかなかなか眠れませんでした・・。
そのときもMDを聞いて寝ていたんですがどーも熱いんで
目が覚めてしまっていたんです。
その部屋はやけに鏡が多く自分の寝ている前にもひとつ、
部屋に入ってドアのすぐ横にもひとつ。
そして、洗面所にひとつ、風呂場の中にもひとつと
かなり多かったんです・・・。
僕の目の前にある鏡はその中でも一番大きかったと思います。
熱い熱いと思って布団はかけていませんでした。
(眠たくなったらかければいいや・・・。)
そう思った瞬間鏡の中からすごい視線が僕を凍りつかせました・・・。
(なんだこれ!うごけねぇ~!!金縛り?)
そう思っていると前の出来事が思い出されました・・
(やだなぁ・・。またいき吹きかけられんのかよ・・。)
でもそんだけなら・・・と、我慢していると鏡からの視線が
天井からの視線に変わっていたんです・・。
(い、いつのまに!!)
ぎゅっと目をつぶりそのままにしていると
視線は感じられなくなりました。
(何だこんだけか・・。すごい汗だ・・かいて損した!)
と思いながらも目を開けると・・・。
そこには血だらけのかおの女が!!
僕はそいつと目が合いました・・。
(ぎゃ~!!)
だぶんこの叫び声は自分にしか聞こえていません・・。
さっ、と目をそらすと女の胴体が・・・でもおかしいんです。
胴体がベットから結構離れているのに顔が目の前にあるんです・・・。
そうです・・・。胴体と首が離れていたんです!!
(うぎゃ~~~!!!!)
僕はそのまま失神しました・・・。
次の日。
僕は親に起こされました。
「いつまで寝てんの!もう朝食食べ行くよ!」
(う~ん・・・。昨日のは夢か?)と、思いながらおきると、
「あ、あんた・・・。その首どうしたの・・。」と親に言われ
「な、何!!」
と鏡に駆け寄ると首に血の筋が入っていたんです・・・。
まるで首を切られたかのように・・・。