投稿者:おっとっと!さん
今から、十年程前に苗字が変わり、
石炭で有名な町に一時期住んでおりました。
そのアパートに移り住んで新しい生活に慣れた頃から、
昼寝したり、朝起きようとすると、
かなり近くで子供の笑い声や走り回る音がしだしたんです。
掃除、洗濯、片付け物がすんでちょっと一息って感じで、
横になると声が聞こえ始めるんです。
まぁ、そんな時間に昼寝する私もどうかと思うんですが、
それは横において。
最初は、子供が遊んでるんだなって感じでしたが、
日がたつにつれ声が近くでし始めて、
おかしいな、なんだろう、そういえば
子供の声が聞こえる時って体の自由がきかないな~って、
気づくの遅い私です。
とりあえず、母に相談し伯母の知っている方に見ていただいたら
「アパートの横に小さな川があるのでそこに塩をまくように」と言われたので、
言われたとおり塩をまきました。
しばらくは何もなかったのですが、
ある朝、起きようと体を丸めた瞬間、
金縛りにあい耳元で男性の声で
「恨んでやる、呪ってやる、妬んでやる・・・」
そんな意味合いの言葉が聞こえ始めたのです。
だんな(元)が声をかけなければそのままの状態でいたかも。
とりあえず、だんな(元)を職場に送り出し、
すぐ母に電話して伯母の知っている方に見ていただいたのです。
「もう大丈夫、払っておいた」と連絡があり一安心。
その後は何もなく、のんびりと生活しておりました。
後日、実家に遊びに行ったときに、聞いた話です。
父の仕事関係の人で、私の結婚式にも出席していただいた人が、
私の実家のことを妬んで生き霊として私についていたと聞かされました。
子供の霊は生き霊によってきたようです。
「『父の仕事も上手くいって、長男は仕事を継いでいる。
車(仕事用のトラック)も購入して、家も建てて羽振りがいい。
娘も嫁にいった。
なのに自分は真面目に仕事しているのに何もいいことがない、どうしてだ』
そんな思いが生霊を飛ばした、
このまま付き合うと他の仕事先とも上手くいかなくなるから
この人とは縁を切った方がいい」とも言われたそうです。
事実はまったく違い、車も無理して購入し
今も大切に乗っているし、
私の嫁入り支度も、恥ずかしくないようにと
無理に整えてくれたものです。(5年後には帰って来ましたが・・・)
家も生活を切り詰めてやっと建てたものでした。
“隣の芝生は青く見える”んでしょうか。
その方とはそれ以来連絡を取っていないです。
生きていない方の霊は怖いです。
でも一番怖いのは生きている方の無意識の思いです。
そんなもの飛ばしても何一ついいことはないのに、そう私は思います。
すみません、長くなってしまいました。
乱文お許しください。