投稿者:オレンジさん
ちょうど2年ほど前の事です。
数日前より腹痛が続いていた私はとうとう病院に行くことにしました。
結果は盲腸。
思いもよらぬ事にボーゼンとする私に医者は
「すぐに手術ですね」
とまどう私をよそにどんどん手術の準備が進められます。
手術は始めの予定とは違い3~4時間もかかるものでした。
そして無事に手術も終わり集中治療室へ。
この後はかなり意識もうろうだったのですが・・
眠っていたのですが麻酔が切れた為、
1度痛み止めをしてもらいました。
しかしその後もまた痛みだし、ウンウンうなっていると
「押そうか?」と言うおじさんの声が。
あまり痛そうにしていたので
ナースコールを押してあげようと思ってくれたのでしょうか、
しかしそこまでは・・と思ったので
「いいです」とお断りして何気に隣を見るとおばさんが寝ていました。
一番向こう側におじさんがいるんだなーと思いつつ
そのまままた眠ってしまいました。
そして翌朝。
だいぶん痛みも治まったなーと思いよく部屋を見てみるとベッドは2つ。
その部屋には私と隣に見えたおばさんの2人だけだったのです。
いったいあの声は誰だったのでしょうか?