夕方4時。この学校にはあるうわさがある。
夕方4時44分44秒。
この時間に一人学校にいると「四時ババァ」が現れ、連れ去れる。
少年Aはうわさを確かめるべく一人、教室に残っていた。
時間は4時40分を過ぎ、まもなく4時44分。
ちょうどの時間になったとき…
後ろに黒い服を着た老婆が立っていた。
胸には大きな時計をして立っている。
老婆は少年を捕まえようと追ってくる。逃げる、少年A。
さらにウワサによると時計が四時ババァの弱点らしい。
そばにあった鉛筆を四時ババァの時計に向かって投げつけると…
四時ババァは苦しそうに消えてしまった。
四時ババァは死神の化身らしい。