チベットのミイラ
チベットのミイラ
今回貴重なものを譲って頂いた。
この木箱の中にミイラがある。
チベットで購入したミイラを
購入された方よりお譲り頂いた時の撮影です。
こちらがミイラである。
全長22㎝
横10㎝程
間近でみる。
数百年前のものと購入されたとの事。
赤い布はまだ最近のような気がするが…
糸のようなもので巻きつけてある。
顔の方をアップしてみた。
佐賀の「河童のミイラ」にちょっと似てる気がする。
チベットのミイラの後ろ姿。
黄色い着色?が見られる。
後ろは少しぼろぼろである。
先ほどの着色というところでわかったかもしれないが、
こちらのミイラも日本各地に存在するミイラ同様、
造られたものかと思われる。
触った感じでは木などを使用しているのではないだろうか。
こちらの画像は臀部だが、虫食いのような跡があった。
500年前にチベットではチベット仏教において即身仏が流行し、
多数の僧が即身仏になりました。
このミイラは約200年前に作成されたと言われています。
こういったミイラは日本でも作成・輸出もされていましたが、
チベットなど海外から
流入したものもあったものかと推定されます。
またヒンドゥー教や仏教・密教ではカパラと呼ばれる、
高僧の頭蓋骨を彫刻し、金属など装飾を施した盃もあります。
(タントラ)儀式や、仏壇にお供え物をするときに使用したそうです。
こちらのミイラ、たまに怪談イベントで公開する予定です。