投稿者:紅のプー太郎さん
だいぶ暖かくなってきたし、久しぶりに夜釣りへ行った際の出来事です。
自宅から車で10分くらい走った所に、小さな漁港があり、
漁船の出入口には沖に向かって、
20mくらいの堤防が延びてます。
駐車スペースに車を止めた時から、
なんか変な感じはしてましたけど、知らんぷりして、
沖に向かって左側の堤防の先っぽに陣取って、
釣りを始めました。
満潮になりかけた頃、後ろ側で人の気配がしたから
振り向いたら、ちょうど紅の豚に出てくるマダムジーナみたいな感じの、
ツバが広めな白い帽子を被ったボンヤリ光ってる女性が、
一段高くなってる護岸に立ってました。
デザインが古臭いノースリーブの、
ライトグリーンっぽいワンピースを着ていて、
洋服と帽子が強めな風に揺らめいたら、右手で
被ってる帽子を押さえ、少し笑ったような感じに見えたら、
スーと消えていきました。
誰だろ?と思いつつ、気を取り直して釣りを続けてると、
沖合の方でゴルフボールぐらいの光る球体が、
10個くらい現れて、くっついては離れてを繰り返して、
まるでジャレあってるみたいな感じでした。
10分くらいで消え去りましたけど、
釣りの場所は有明海の熊本県北部で、
対岸の佐賀長崎県の街灯の見間違いではなく、
もちろん漁船や貨物船の明かりでもありません。
後日、よく考えてみたら、昭和30年代後半?
くらいまで、そこいら辺は海水浴場だった場所なんですね。
当然、亡くなられた方々も大勢居たはずで、
その方々とは断定出来ませんけども、なんか不思議な体験でした。