投稿者:裕之様の野望さん
今回お話する体験談は僕の友人が
実際に体験したちょっと怖い霊体験です。
それは友人(Tとしておきます)がまだ
小学校3年生ぐらいの頃だったそうです。
Tは父親と一緒にバイクに乗って酒屋で
お酒を買ったその帰りだったと言います。
家を出た時間はもう夜の11時をまわっていたそうです。
父親とTは次の日が休日だったため、
夜遅くまで起きていても大丈夫だろうと思っていたらしく、
バイクでフザケ半分で夜の公園でもいってみようということになり、
肝試しのつもりで行ってみたそうです。
公園につくと,当たり前ですが、電灯がついているだけで誰もおらず、
あたりは本当に静かだったそうです。
バイクであちらこちらを走っていると若い女性が
ベンチに座っていることに気づいたそうです。
その女性は結構美人の若い女性だったと言います。
ちょうど女性の前を通りかかると突然、
女性が声をかけて道を尋ねてきたそうでが…
なんとその女性は身なりが若いにもかかわらず、
その声はまるで老婆のようなしわがれた声で話しかけてきたのです。
T達はこの女性は普通の人間ではないと判断し、
バイクで猛スピードでその場を後にしたそうです。
通り過ぎる時、この女性はものすごい恐ろしい形相で
T達親子を睨んだそうです。
Tが後に言うにはその時の女性の形相は
口では言い表しきれないほど恐ろしいものだったと言います。
さて、T達はバイクを飛ばして帰路に向かって走っていました。
しばらく走っていると… なんと、さっきの女性が
ものすごい形相で追いかけてくるではありませんか。
バイクのスピードを上げてもミラーからは、
まるですぐ真後ろを走っているかのように映っていたそうです。
Tはあまりの怖さに泣き出し、親父さんはパニックになりつつも
なんとしても走り逃げ出そうとこの時はそのことしか頭になかったそうです。
そのミラーに映る女性の顔はまるで嘲笑うかのように微笑み、
T達親子を追いかけました。
何とか家まで辿りつくとさっきの女性はもう見えなかったと言います。
一体、この女性は何者だったんでしょうか?
Tの住む家の付近では事件があったなんて聞いたことないもないそうです。
じゃあ、この女性は一体?