投稿者:波平さん
これは、去年の夏、埼玉の某水門で起きた体験です。
その水門は、いわくのある水門で、
どうも昔、そこで溺れ死んだ人がいたらしいのです。
そしてその人が霊となり、 水門の近くを通る人を
川の中に引きずり込んで、殺してしまうらしいんです。
それを聞いた僕らは、さっそく肝試しをすることにしました。
まあこんな話は、全く信用していなく誰が一番怖がるかを楽しみにしておりました。
しかし現地に行ってみると、土手に多くの線香があり、
ここで誰か溺れ死んだ事は、
確かであると分かると同時に恐怖感を覚えました。
あたりに嫌な雰囲気が立ち、 おじけずいた僕らは、引き下がることに決めました。
そして僕が自分の足下をたまたま見た時でした。
さっきまでここに無かったはずの線香がなぜかあったのです。
そしてみんながその異変に気付き、その線香に僕らが目をやると
急にものすごい煙がたちはじめ、
(線香は、一本しかなかったのに、十本分ぐらいの煙が立った。)
煙玉のごとく爆発しました。
恐怖のあまり僕らが逃げたのは、言うまでもありません。
あれは、一体なんだったのでしょうか。
本当は、水門の霊は、そっとしておいてもらいたっかたから
僕らを驚かしたのではないかと今は、思ってます。