投稿者:幽霊って・・・・・さん
私が体験した話なんです。
去年の夏に友人6人と近くのお寺に
肝試しに行ったときに体験したことを話します。
6人で私の家で遊んでるときに、急に友達のY子が
『肝試しがしたい』と言いだしたので、
みんなで行くことになりました。
私は幽霊というものの存在を全く信じていなかったので、
少しも怖くはありませんでした。
ちょうど家の近くにお寺があったので、みんなでそこに行くことになりました。
私達はロウソクを何本か持ってお寺に向かいました。
柵を乗り越えて境内のところへ行き、2人組をつくり、
肝試しのルールを決めました。
ルールは境内の裏を回って、墓地を越えたところに
古びた○○稲荷があります。
そこには夏にそこにだけ咲いている赤い花があります。
それを取ってくることになりました。
まずは私とK君が行くことになりました。
私達は無事に終わり。次のM子とO君も終わり。
最後のY子H君の番になりました。
言い出しっぺのY子はかなり怖がっていたので、
私達は先回りして、脅かすことにしました。
ちょうどY子たちが通る墓地へ出てお墓の影に隠れて
驚かすことにしました。
さっきのグループで隠れてY子たちをまっていると、足音がしました。
そのすぐ後に、『キャッキャッ』と声がしたので、
M子達が成功したんだろうと思いました。
次は私達のだと思って、思いっきり飛び出しました。
するとY子達はすごくびっくりしていました。
なんで2回目なのにこんなに驚くのだろうと思った私は
あることに気がつきました。
先に驚かしたはずのM子達がいないのです。
『M子は?』と聞くと
『はぁ~M子もいるの?!』Y子は驚いていました。
それもそのはず、M子達は私達の後に驚かせるために
私達より後ろにいたのです。
では私の聞いたあの声は?するとK君が
『お前ら騒いで歩いてた?』と聞きました。
するとH君は『Y子怖がって何にも話とらんよ』
K君もあの声を聞いていました。
それをみんなに話すとさすがに怖くなり、全速力ではしって逃げました。
でも突然K君が止まり、
『おい、何でこんな夜中にあんなに小さい女の子が一人で歩いてんだ?』
目の前に突然小さな女の子が現れたのです。
女の子の目は何かを訴えるような目でした。
私はそれ以来幽霊の存在を信じないなんて言わなくなりました。
後から聞いた話ですが、そのお寺で
死んだ母親を探しながら死んでいった小さな女の子がいると聞きました。