投稿者:瑞希さん
私に霊感は無いと思うんですけど、
何回か怖い体験をしたことが有ります。
そのうちの一つを話したいと思います。
小学4~5年生の時、当時入っていたスポーツ少年団で、
泊りがけの試合に行く事になりました。
場所はよく覚えてません。
とにかく、近くに海があったのだけは覚えてます。
けっこう古い旅館みたいな所で、
私たちが泊まったのは本館じゃなくて、別館でした。
本館は他のお客さんもいたし、レストランみたいな
食べる所も有って、すごくにぎやかでしたけど、
別館はほとんど家ってな感じで、しかも周りは林でした。
とりあえず荷物を置いて 練習をするため外に出て行ったので、
帰ってきたのは夜でした。
みんな泊りがけというのは初めてで、はしゃいでました。
大部屋に泊まったので、みんなで集まって
怖い話もいくつかしました。
そのうちの1人が急に
「ねぇ隣の部屋って監督たちだよね?
壁をノックしたら返事してくれるかなぁ?」
といいました。
私たちは面白がってやってみようという事になりました。
みんなで壁によって「トントントン」とノックしました。
すると
「はーい。」
という 男の人の声、しかもかなり低いやつが聞こえました。
その時に気づけば良かったんですが
あんなに低い声が監督たちのはずが無かったんです。
私たちは返事をもらえたことに喜んで、
急いで部屋を出て隣の部屋に行きました。
ところが 隣の部屋は電気がついていなくて、
カギがかかっていました。
しかも監督たちの部屋は私たちの部屋の隣の隣で、
今はその部屋にはいなかったんです。
みんな驚いてました。
でも、みんなでその事は気にしないで置こうっということになりました。
そのあとも、部屋に突然アシナガバチが現れたり、
夜遅くに女の人が「泊まらせてください」と尋ねて来たりしました。
ホントになんだったんでしょう?
あの隣の部屋にいたのは誰だったんでしょう??
ついでですが、この旅館は今でも有ります。