読経 怖い話 Twitter Facebook はてブ Pocket LINE コピー 2019.09.28 投稿者:成海さん私の母の話です。 母は信心深く、毎日仏壇にお経をあげていました。 ある晩、日課である読経をしていると、階段の一番上に白い着物を着た老婆が立っていたのです。とても、さびしそうな様子で。 母は気丈にもその老婆に言ったそうです。「ここはあなたのいる場所ではないのよ。あなたの分まで、お経をあげてあげるから、消えなさい。」お経をあげ終わる頃には、老婆は消えていたそうです。