投稿者：ユキさん
兵庫県に有名なスポットがあります。
かなり有名だから人がすごく多く、
実際行ってもそんなに怖くないからってことで
友達の兄が友人3人でそこに行ったんだって。
そしたら案の定、人がいっぱいいてワイワイしてたの。
前のほうに女の子の3人組がいて「声かけよう」ってなって、
「良かったら一緒にまわろうや」
「いいよー」
で一緒にそこに入ることにしたんだって。
「そこ」は病院ともいわれてるし
発達障害の子供達の施設ともいわれてました。
そこで集団自殺があって今は廃墟になってます。 友達の兄はカルテみたいなのを見つけて
戦利品として持って帰ろうとしたら、
一緒にまわってた女の子の一人が
「やめたほうがいいよ」といいました。
しかし聞かずに持ちかえり、
「じゃあ後日返したほうがいいよ」で全員納得しました。
結局なにもなく、その日は帰ったんだって。
一週間後、友達の兄はカルテのことなんかすっかり忘れてたとき
携帯電話が鳴って、
「あたしー。覚えてる？」
とあの時の女の子の一人からでした。
「カルテ返した？」
「ああ、忘れてた。」
「絶対返したほうがいいよ！」
「うん、わかった。ありがと」
「じゃあね」
という電話でした。
しかし、それから毎日その子から電話があり
「ねえ、返した？」というので、
あまりにうっとうしくなり友人に電話し
他の女の子の携帯番号を聞いて電話して、
「君の友達しつこくて困る」といったら話がかみ合わない。
「てゆうか私達2人だよ」というのでゾッとし、
「やばいよ、あの女誰なんだ？」
友達の兄は次の日カルテを返しにいくと
入り口にあの女が立ってて、
目が合うと「待ってたんよ」と走って来たから彼は
「うわあ！」とカルテを彼女に投げつけて
逃げたんだって。
