投稿者:裕之様の野望さん
この話は友達から聞いた体験談です。
僕はこの話を友人から聞いた時、自分が人形に対して
「人形は実は魂を宿しているんじゃないかな」
という幼いころからの疑問が正しいものだという確信に変わりました。
今回はそんな不思議な体験です。
友達がまだ幼いころ、友達の家には
かわいい顔をした日本人形があったそうです。
結構、以前からあったようで友達が
生まれた時には家においてあったそうです。
ある日のこと、友達が幼稚園から帰ってきて
家に飾ってある日本人形を何気なく見ると、
その人形が置いてあるはずの場所にありませんでした。
両親に聞いてみると誰もその人形には
今日一日まだ触れていないというのです。
おかしいと思った友達は部屋のあちこちを歩いて
その人形を探してみる事にしたそうです。
そうすると…。
あったのです。
いや、あったというより人形自身が一人で歩いているのです。
びっくりした友人は母親とおばあさんに
今起こっていることを伝えました。
そうすると、おばあさんはびっくりした様子もなく、
落ち着いた様子でこう話しました。
「人形というのは普通は生きているようには見えないけれど、
実は人形を作った職人さんや
持ち主の魂が宿りやすいものなんだよ。
だから、もしかしたらおばあちゃんたちの見ていないところでひとりでに
歩いていたりしているのかもしれないよ。」
この体験をして、それまで霊というものなんか信じもしなかった友人だそうですが、
この日を境に霊の存在を信じるようになったそうです。