犬鳴峠

怖い話

犬鳴峠

投稿者:グリーンクラブのOB衆さん


犬鳴峠の話です。

サークルの先輩がこの度東京への転勤が決まりまして、
最後の記念にと犬鳴峠に行きました。
実は私達は怖い所に行くのが大好きで
しょっちゅう怖い所に行っております。

今回はその先輩と二人で行くことになりました。

その日は夕方まで雨が降っていてとても湿気が多い日でした。
犬鳴き峠に差し掛かろうとしたとき 先輩が

「すげえ、空が赤いよ!」 と言いました。

すでに暗くなっていて 霊感ゼロの私には真っ暗にしか見えませんでした。
変な気分のまま、 私達は旧犬鳴トンネルへ急ぎました。

途中でバチバチと音が聞こえました。

どうやらトンネルのところで誰かが爆竹を鳴らしているようです。

「ああ、この音のせいで霊が怒っているのかな。」と先輩は言いました。 この先輩は昔は霊感ゼロだったらしいのですが
霊感の強力な人といつも行動していたため、

霊感が移ったらしいです。
で、 犬鳴きトンネルに向かおうとしましたが
先輩が行かせてくれませんでした。

せっかく着たのに何で?と思いましたが
「今あそこに行ったらしゃれにならん」 と言われ、
少し下の方で霊が鎮まるのを待ちました。

しばらくして先輩の顔が引きつっているのに気づきました。

そして、先輩はデジカメを取り出して私達の車の後部座席を撮りました。

すると変な光が写っているではありませんか!!
私達は車から出て霊が車の外へ移動するのを
待ってからまた車の中へ戻りました。
またしばらくしておそらく上ではしゃいでいたであろう
者達の車が降りていくのを確認しました。

先輩が「あの車に霊が何体も憑いていっているよ」と言いました。
その車が降りていったら自然と犬鳴山の雰囲気は
鎮まったらしいです。
それで上に上がりましたがどうやら完全に鎮まったらしく
何も感じないとのことでした。

ああ、あのときにトンネルの方へ上がりたかったなあ。

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