意地悪な霊

怖い話

意地悪な霊

投稿者:meykoさん

私が中学生のときのはなしです。
ちいさいころからよく怖い思いはしてきたのですが、
いやな思いをさせられたことがなかったので、

そのときの話をします。
大体、一度寝付いてしまうと普段はめったに
目が覚めることがなかったのですが、

その夜はどうしてもトイレにいきたくて目が覚めました。
目が覚めたとき私は壁側をむいていたのですが、
背中のほうでひとの気配がするのです。
それに気がついた瞬間、金縛りにあってしまい、
こわいのとトイレにいきたいのとで

なかば私はパニックでした。
その気配は、直接見えないのですが、
耳鳴りのような音をだしてたような気がします。
でもたぶん男性だったような気がします。

なんとか動けないかともがいていたらそのうちふっと金縛りがとけたのです。

そのままダッシュで入り口のところにある電気のスイッチをつけました。

電気がついた瞬間、私はまた布団の中にいるのです。

そして、最初のシチュエーションにもどっていて電気も消え、また後ろに誰かいるのです。
「あぁ、さっきのが夢だったんだ。」と、
なんだか寝ぼけている気分でした。

しかし、さっきにもましてトイレに行きたいのに、金縛り。
・・結局そのあと同じことを2度ほど繰り返して
やっとトイレにいけたのですが、

いったい何がしたかったのでしょうか?
そのあと、彼は夜中にラジオをつけたり
入り口を半開きにさせてすぐ閉めたりと

さりげないイタズラをしてきたのですが、
もしかしたら少しでも気にとめて欲しかったのではと
いまではおもっています。
怖くはなかったかもしれませんが、
世の中にはこういう霊もいるんだなーと気にとめてあげてください・・

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