投稿者:瑠依さん
この前、昼間、さんさんと日の光が当たる図書館の屋上で、
「コックリさん」をしました。
一見、「全然怖くないやん、それ。」といった環境ですが、
すぐ近く、見えるところにお稲荷さんがあり、
(使った十円玉は必ずそこにお賽銭する)
「コックリさん」をやる場合は、結構怖ろしげなスポットです。
そこで、まったく霊感のない友人とこれもまた
霊感のないわたしと3人で、「コックリさん」をしました。
何だか適当なことを聞いてから、わたしが、
「次は、貴方自身のことについてお聞きしてよろしいか?」
と聞くと、するすると動いた十円玉が、「はい」をさしたため、
名前と年齢、性別を聞いてみました。
彼女は、「あきな」さん。年は59才で、女性。
(ちなみに、前に訪ねたときは、「なおき」さんという、男性だった)
そのあと、質問はまた他愛のないことに戻りましたが、
しばらく質問をすると、いきなり、十円玉の動きが変わりました。
何だか、下の地面がガリガリ音を立てるほど、強く動き始めたんです。
「嫌や、何これ。怖い!」
わたしが言いました。
しかもそのあと、意味もなくぐるぐると回って、鳥居に戻ってきたんです。
わたしはおそるおそる聞きました。
「もしかして、怒ってらっしゃいますか?」
十円玉は、まっしぐらに「はい」の方向へ。
「怖い!帰ってもらおう。」
わたしはそう言って、慌てて唱えました。
「コックリさんコックリさん、色々ありがとうございました。お帰り下さい!」
しかし、十円玉は「はい」の斜め下へずれ、不規則に動きました。
行く先を見守るわたしたち。
「い・・・や・・・」
わたしはそれこそ大パニック。
「か、帰ってくれへ~ん!」
おろおろしながら、わたしはもう一度訪ねました。
「コックリさんコックリさん、色々ありがとうございました。
お願いですからお帰り下さい!」
すると、十円玉は静まったように「はい」へ動き、
コックリさんは無事終わりました。
それ以来、誰もコックリさんをしようと言っていません。
(怖がっていたのはわたしだけだったが)
しかし、あの日から何だか、断続的に頭痛がします。
あきなさんは、本当に帰ってくれたのでしょうか・・・