ある書物

怖い話

ある書物

投稿者:瑠依さん

これは、百物語形式で語られる、
ある有名な怪談書物にまつわるお話。
それを買った日に、友達の家で声を出して読んでました。
すると、その家の霊感強い女の子が、
墓が見えるベランダをみながら、
「うっとうしい!」
と言い始めました。
「あ、こりゃなんか居るなー・・・空気重いし。」
と思いました・・・(実際居たそうです。)
実害はなかったのですが・・・
(たまにポルターガイスト起こったり、血が滴ったりするそうですが・・・)
彼女いわく、「出るときは出るから本は関係ない」そうですが、
読み始めた瞬間空気が変わったんで、
あながちそうも言えないような気が。
そしてその日、家に帰ってから、
続きを読み始めた頃も、異変がありました。
なんの前触れも原因もなく、床、天井、壁なんかから、
「ピシッ」
とか、
「パシッ」
って音がしてたんです。
「うおーこええ・・・・でももうちょっと読もう。」とかって読んでたときでした。
「トタトタトタトタ。」
って、天井から足音がしたんです。

はっきり言って、私の部屋は二階。
天井裏はあるものの、絶対人が立って歩ける高さじゃないんです。
でもあれは、ネズミとかじゃなくて、人の足音でした。
怖かったけど、本の内容の方が怖くて、
余り印象に残らず、数日後に思い出して、一人で寒くなってました。
結局、怖すぎて一夜完読できませんでした(涙)
みなさん、あれはマジ怖いです。
一夜完読できたら表彰もんです。

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