投稿者:北斗の拳さん
去年の夏の体験話です。
土曜の夜に何もすることが無く自宅で横になり
漫画を読んでいたらいつの間にか眠っていました。
暑くて目が覚めて冷蔵庫の麦茶を飲んだあと
扇風機を回し、電気を消して横になりました。
暑くて眠れずにいたのですがようやく眠気がきて眠ろうとしたとき、
背中の方から重苦しい何かが迫ってくるのが解ったのです。
何度か金縛りに遭っているので、それが金縛りの
前兆だと感付き体の向きを変えようとしたが、
もう既に金縛り状態。
右側を下に寝ていたので左肩の上に何か触ってくるのを感じ、
見ようとしても真っ暗の部屋では全然見えませんでした。
「早くどこかに行け!!!」と思って声に出そうとしたとき、
「ぅぅうわわわあああぁぁ!!!!!」
と耳元で何かが覆い被さりながら低い男の声で
徐々に大きく唸りだしたのです。
女ならともかく男に唸られて気持ち悪くて
「うおおお!!!!」と声を上げて起き上がり金縛りを解きました。
すると何かが部屋を出て行く気配を感じ、
振り返っても何も見えませんでした。
次の日に知り合いの霊感の強いおばさんが来ていて、帰る間際に
「何か来てるね、まあ大丈夫だから心配しないでね」と
自分に話して帰ってしまいました。
母に、何か「知ってるの」と聞かれ、昨晩のことを話すと
「不思議だね」と関心していました。
自分はおばさんの最後の言葉の「何か来てる」の
"何か"が非常に気になって仕方ありませんでした。
今でもあの唸り声は忘れられません。