投稿者:すえPさん
ちょっと古い話ですみませんが、
今から13、4年前だったと思います。
当時私は、佐賀県唐津市の唐津城のそばにある高校に通っていました。
あれは確か3年生の時の文化祭前日だったと思います。
写真部だった私は、友人の部員たちと泊まりがけで
文化祭の準備をしていました。
途中、ジュースの買い出しにお城の下の
自販機まで行こうと、数人で出かけました。
お城の下は散歩コースというか、ぐるりと道があるのですが、
街灯も少なく不気味な場所です。
先に出かけた友人を追い、一人歩いていたときです。
何か気配を感じた私は、数メートルほど先の、
道に沿ってたっている松の木を見つめました。
最初は何かわからなかったのですがよく見ると
人が立っているのです。
しかも、肘から先のない真っ黒な人が・・・恐怖心を感じながらも
近づきたい衝動に駆られたのですが、
以前から僅かながら霊感のある私は危険を感じ
すぐさまその場所を離れました。
友人に追いついた私は先ほど見たものを話しましたが
誰も見たものはいませんでした。
後日同級生の女の子に話したところ、彼女はお城の中で
何かを感じ気分が悪くなった経験があることを話してくれました。
私が見たもの、そして彼女が感じたものはいったい何だったのでしょうか。