投稿者：はなげさん
私が高校３年生の頃、知人の２才年上の
近所のお姉さんが成人式の時に起きた話（事件）。
私と同じく割と霊感のある友人が記念写真を
何枚か取ってあげました。
現像が出来て一緒に取りに行くとなぜかカメラ屋さんは
あまりいい顔をしませんでした。
別に気にすることもなく友人宅に持って帰り、見出したら友人が
『うわぁ、、ちょっとヤバい、、これ、、、』と言うのです。
その写真にはちゃんとお姉さんは写っているのですが、
端っこに兵隊さんが怖い顔で写っているのです！
角度・サイズは違うしそして決定的なのは白黒、、、
直感的にヤバい写り方やなぁと思いました。
『どうする？』
『どうって、、渡されへんなぁこんなん、、、』
『仮にこの１枚渡さんかったら？』
『あかん、ネガでバレルかも、、、』
などとやりとりの後、その友人の母親が帰ってきたので正直に話をしたら、
『知り合いにそういう相談に乗ってくれる
スナックのママさんがいるから電話してみる』とのこと、、、
早速電話をしたらさすがというかすぐに何かを感じるらしく、
明日ここに来て対処してくれると、、、
そしてその際そのお姉さんの家族も呼んでおく様にと、、、
『よかったなぁ』
『ホンマ、でもまだ何でかわからんからこれからや』
『そうやな、、それにこれ結局本人に見せんとあかんしな、、、』
『あぁ、、、』
その日のうちに本人に話をしました。
当然ながらお姉さんはショックで泣いてしまいました。
でも明日に原因わかるから落ち込まないで、と慰め
その日は一緒に飲んだりして過ごしました
（あっこの時は未成年だった、、汗）
そんなこんなで、翌日の午後そのママさんが来ました。
開口一番
『あなたのおじさんで戦死して骨も帰ってない人がいるでしょ？
その人があなたの幸せを妬んで出ている感じなのよね、
、、よくないわ、、、』
げげっ、、、身内かい、、
でその子の母親『確かに一人お墓もあって弔っているが
骨が帰ってない従兄弟がいます、、、』
『その人よ！』
で、ママさんこの写真とネガを持って帰って
しっかりと処分してあげるから安心してと、、、
一同頭を下げよろしくお願いいたします。
ママさんは店があるのですぐ帰られました。
『よかったー』
『ホンマこれで安心やなぁ』
『うん、、ほっとした、、、』
みんな安心して自宅に帰りました。
翌日朝、学校なので起床し食事をしながらテレビを見ていたら、
『昨夜、大阪市○○区のスナックに強盗が押し入り、
店主の○○さんが数箇所を刺され死亡。犯人は現在も逃走中～』
画面を見たら昨日のママさん！！！！！！！！！！
げっーげっげげげっー！！！！！！！！！
さらに『～売上金等には手をつけていないことから警察では
恨みによる犯行の可能性があるとし、、、』
学校で会うと友人もニュースは知っていました。
そしてその母親が現場に行き、親しい友人の者です、
実は昨日夕方まで一緒にいましたと警察に伝え、
色々話を聞き荷物も見せてもらったそうですが、
その写真・ネガはどこにもなかったのです、、、
ちなみに現在も犯人は捕まっておらず、結局数年前に時効を迎えました。
一体誰が何の目的で、、、おそらく一生の謎です。
