投稿者:モリシタさん
死人が引っ張る、とか。
死人が引き込むとかよくききますよね?
そういうのほんとにあります。ほんと。
私は三度ほどあります。
その中でも強烈だったのが、東尋坊。
有名ですね。
私が生命の危機を初めて感じました。
友人三人とよるにいきました。
真っ暗でした。他の二人は昼間行こうといいましたが
(あぶないことと、自殺の名所でもあるから)、
もう一人と(私と同じ心霊マニア)おおだだこねまして。無理やり。
いやーーー。
自分調子にのって霊を怒らせちゃったみたいです。
そのときはそういうこと考えないで突き進んじゃうから怖いめにあいます。
そう。こんかいだって・・・・・。
やっぱり暗すぎた、がけっぷちから見える海はまさに真っ黒!
真っ黒そのもの!
「うわーーーー!!?!??」
「おっかねーー、これ落ちたらいっぱつでアウトじゃん!!」
友人たちが言いました。
そのころには「きたくねえ。」といってた二人も結構のっていて、
あしを乗り出して(かけっふちから)ふざけていました。
そのとき声がしました、よくいう、地獄のそこから響く声、とゆうやつ。
とても暗く・・・低く・・かすれた。
みんなにもはっきり聞こえました・・・・・。
「おまえもこい。おまえも・・・・・。」
空気が明らかに変わりました。
凍てついた海の底から響いてきた凍てついた声によって。
みんな一斉に駆け出しました、でも行きたくないといっていたひとりは
おんなじ場所に座ってじっとしていました。
「なにやってんだ!?」という感じで、みんなで必死に戻って(みんな半泣き)、
半ば引きずる感じで車に押し込み(タクシー)、旅館に帰りました。
帰ってから友人になぜ逃げなかったのかききました。
がっちりと、ふくれ上がった気持ちの悪い手が足首をにぎってはなさなかったそうです。
おそらく、自殺者の手でしょう。
次の日。朝飯を運んできた女将さんに聞いたら。
「ばかなことするねぇ。」と言われました。
花を供えて帰るよう言われたので、花を供えて帰りました。
そのおかげか、憑いてはきていないようでした。(ほっ。)
女将さん、ありがとうございました。