コワイ話のCD-ROM

怖い話

コワイ話のCD-ROM

投稿者:きろん豆腐店さん


先日、コワイ話のCD-ROMの制作の仕事をしました。
よく「コワイ話をしていると、霊が寄ってくる」なんて言いますが、
私はそんなのは気のせいだ、

と思って、全く信用していなかったのです。

ところがこの仕事をしている間中、いろいろ無気味な事が起こったのです。

たとえば…

1.仕事場の電球が見ているうちに次々と切れて行く。 2.パソコンが異常に調子が悪くなり、見た事のない
エラーメッセージが出てくる。
3.データ通信専用に使っているので、誰も番号を知らないはずのPHSに
夜中の1時に電話がかかってきた。

しかも1回だけコールが鳴って切れた。
特にコワかったのは3.のPHSです。

普通、ケータイに電話がかかってくると、番号表示が出ますよね。
相手が非通知だった場合でも『非通知』、
公衆電話だった場合なら『公衆電話』、
あるいは特殊な回線だったりとか何等かの理由で番号が通知できない場合は
『通知不可』とか、とにかく何等かの表示は出ますよね。

…ところがこのPHSにかかってきた電話は、
着信時刻以外全く何も表示がないのです!
また電話に関しては、同じ仕事をしていたプログラマの人たちも
怖い思いをしています。
たとえばKさんの場合、ケータイの留守電に子供(女の子)の
泣き声?悲鳴?笑い声?のような声が一言だけ入っていました。
これも私のPHSと同じように、着信履歴に全く何も入っていませんでした!

それなのに、留守番電話センターにこの声…

一言だけ「キャッ!」というの…が入っていたのです。

これは私も実際に聞かせてもらいました。

また、撮影した写真に、その場にいなかった人の顔が写り込んでいたり、

ロケ現場でいろいろ恐ろしい目に遭ったり、
事務所で夜中にデバッグ作業をしていると
「コン…コン…」と窓ガラスを叩く音がしたりしたそうです。

事務所は4Fなのにです!
他にもマスターアップの数日前、Kさんの事務所で
徹夜で作業をしていた時、

Kさんのマックから突然、1瞬だけ音楽が流れました。

しかし!Kさんは、全くそんな操作はしていなかったのです。
CD等も入っていませんでしたし、アラート音等ではなく、
ラジオのような音でした。

Kさんは驚いて、その後大パニックになりました。
それ以降、夜中にはなるべく作業をしない事にして、
11時までには必ず帰るようにしました。

そしてなんとかマスターアップにも間に合い、無事予定通り発売されました。
そしてこの仕事が終わってからは、
全然そういう不可解な事もなくなりました。

電球も切れていませんし、PHSに電話もかかってきません。

パソコンも順調に動いています。
宣伝になるのでそのCD-ROMのタイトルは言えませんが、
もしこれを買った人がいたら、
メイキングの部分にこれと同じ話が入っているので、
気がつかれた方もいらっしゃるかもしれませんね。

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