霊感少年S君

怖い話

霊感少年S君

投稿者:静姫さん

私は高校生のころ友人の紹介でS君という男の子と
少しの間付き合いました。

とにかくのんびりとして穏やかで神様みたいな人でした。
S君が非常に霊感があると知ったのは付き合ってからなんです。
あまり他人に話すのは嫌みたいだったので、

彼を紹介してくれた子もそんなことは知らないようでした。
S君は小学校一年生ぐらいまで言葉を喋れなかったそうですが
ある日突然喋れるようになり、

霊も見え出したらしいのです。

彼は常に霊が見えるのでした。
彼の見る霊は半透明で青く、その多くが淋しそうなのですが
特に危害は加えないそうです。
ただしたまに赤いのとか、黒い霊がいて、

それらは車と同じ速さでついて来たりして危険だと言ってました。

さて私が最も怖かったのはS君の家族の話なんです。
ある時話してくれたんですが、彼のお母さんは
毎晩枕元に現れる見知らぬ女の人に、

首を締められて苦しんでいたそうです。

彼自身もたまに天井付近から手が出てくるのを見たとか・・

そんなある日、夕食時にお父さんが神妙な顔つきで
S君とS君のお兄さんに話始めたのです。

「お前たちはこれからはしっかり家を守ってがんばって生きていけよ・・」
みたいな感じだったらしくS君とお兄さんは
「何のことかな」と思って聞いていたそうです。
ところが恐ろしいことに次の日お父さんは
寝床に入ったまま亡くなっていたのです。

原因は不明ということです。

お父さんは自分が死ぬことをわかっていたみたいです。
それからはお母さんのところに首を締めに来ていた女の人は
来なくなったらしいのですが・・
しばらくしてS君の家に見知らぬ霊媒師が来て
突然こんなことを言ったそうです。
「この3軒の家の場所はとても悪い。
特に真中(S君の家)は一番ひどい。」
そしてS君に霊感があることもわかるらしく
お守りを持たせてくれたらしいのです。

それは特に車に乗るときに持っていたほうがいいというものでした。

うっかりお守りを忘れたときは車に悪霊が乗ってきたりして危なかったと言ってました。
きっと私の横にも何か霊がいたりする時があったはずですが、
多分怖がると思ったからか何も言いませんでした。

S君とは私の都合で2週間で別れましたのでこれ以上の話はありません。

多分追求していけば何か因縁じみた話があるのだと思います。

命をとられるなんて普通じゃないですよね・・

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