投稿者:ゆみさん
これは、私が小学4年生だった頃の話です。
夏休み学年で、3人のペアを決めて、ヘチマの水やりとうばんがありました。
ペアは、Eと、Fでした。
日にちは、8月ごろでした。
みんなで学校に行き、水遣りをしていました。
ついて、水遣りをしはじめた時は、8時半ごろでした。
水遣りをし終わり、観察を始めるつもりが、遊んでいました。
そして、また、まともに始めたのが、
8時50分ぐらいだったと思います。
観察はなかなか進まず、ヘチマの文しかかけませんでした。
絵をかこうと、鉛筆をついたとき、だれもいないはずの校舎から、
「白鳥」のような、(グリーグが作曲した曲)が流れてきたのです。
たしか、この学校で、弾ける者など、いないのです。
聞いた事もないのです。
「ねぇ。なんかさぁ。変な音楽流れてこない??」と、私。
「なんか、不気味-」と、F。
Eは、とろいので、きづきませんでした。
でも、最後らへんできづいたそうですが・・・・・・・。
絵をかくのを中断し、おとをききました。
とっても優しい音でした。でも、その音と一緒に、
「早く帰れ!!早く帰れ!!早くしろ!!」と聞こえたのです。
へなへなと、後ずさりをして、荷物をまとめ、
教室の中の時計をみると、10時30分でした。
2時間もたっていたのです。
その日は、一日、気が気ではありませんでした。
あの「白鳥」を弾いていたのは、誰だったのでしょう・・・・・・。
今でも、記憶に、はっきりと残っています。