真夜中の臭い

怖い話

真夜中の臭い

投稿者:すけきよさん

私はもうすぐ40歳でいつのまにか立派なおっさんです。

私は子供の時から霊感が強く、実際に霊を見たことはないのですが、

みなさんよく御存じの金縛りにはよくあっていました。

家は自営業で、家の一部が工場になっているので、
両親とも毎晩遅くまで仕事をしていて、
翌日納めの時などは夜中の2時ごろまで働いていました。
それは私が高校2年の時のある夜、
部活で疲れていた私は10時には床に就いていました。

突然私は身体が動かなくなり、目を覚ましました。
こういうことは何度も経験していて、
一度先輩に金縛りにあいそうになったら、

1、大声を出す。
2、動く身体の部分があったらじたばたする。
3、念仏を唱える。

というのを聞かされていたので、試してみましたが、どれもだめでした。

その内に何かが身体の上をはってくるのがわかります。

それは人の大きさではなく、確かに小さな足が踏むと、ふとんが沈むのです。

目は見えるので時計を見ると、11時30分でした。
隣の部屋は両親の部屋でしたが、

まだ両親は2階に上がってきてなくて、仕事場にいました。
その得体のしれない小さなものは
身体の上をゆっくりと這い上がってくると、息を吹き掛けるのです。
それは動物の臭いのようでした。
臭い匂いをかけられた上に、そいつは、私の口を開けさせようとするのです。
恐くても何もできませんでした。
必死に口を開けない様抵抗しましたが、最後には口を開けてしまい、

最後に強烈な臭いをかけられた後、そいつはすうっと消えました。
時計を見上げると、11時46分でした。
あれが15分のできごとだったとは、信じられませんでした。
2時間位に感じたからです。
男のくせにだらしなく悲鳴を上げて、階段をかけおり、
両親に話しをしましたが、到底信じてはもらえませんでした。
あれは一体何だったのか。

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